歯周病と免疫力について

 夜から朝方にかけて冷え込む季節になってきました。

 このような寒暖差の激しさは、夏場に落ちた体力と相まって「免疫力」の低下を招くので、風邪などに気を付けてください。



 さて、この「免疫力」というものは歯ぐきにおいても「細菌(=歯垢)」と常に闘っています。その働きの低下は歯周病の悪化を引き起こし、歯ぐきに腫れや痛みが出ることがあります。この状態を「歯周病の急性化」と呼びます。

 腫れや痛みの症状が出てしまった場合はもちろん歯医者に行かなければなりませんが、予防手段としては、「日常のブラッシングを普段以上に気をつける」「栄養のあるものを食べる」などがあります。前者は「細菌の数を減らす」、後者は「体力・免疫力を上げる」ことにより「歯周病の急性化」を防ぐわけです。

 解決策ではなくあくまでも予防手段ですが、少し気を付けてみてください。